北宇都宮駐屯地の一般公開。
雀宮駅から北側に「北宇都宮駐屯地」があって、南側には「宇都宮駐屯地」がある。
北宇都宮駐屯地は、飛行場があるので、ちょっと趣が異なるのだ。
目次
北宇都宮駐屯地
陸上自衛隊航空学校宇都宮校などが駐屯。
1700mの滑走路を持つ宇都宮飛行場があり、官公庁向け航空機を制作するSUBARU宇都宮製作所南工場と、栃木県警警察航空隊との共同使用となっている。
公式
中島飛行機宇都宮製作所飛行場
(宇都宮南飛行場)
中島飛行機宇都宮製作所飛行場として開設。
昭和19年1月に、中島飛行機宇都宮製作所が開設。主に四式戦「疾風」を生産。
昭和20年8月、終戦により、中島飛行機宇都宮製作所は解散、富士産業宇都宮工場となり、平和産業に転換。
のちに富士重工業宇都宮製作所となり航空機の生産を開始。現在は、SUBARU宇都宮製作所南工場が滑走路に隣接している。また、中島飛行機宇都宮製作所は、SUBARU 航空宇宙カンパニーとなっている。
位置関係
国土地理院航空写真
地図・空中写真閲覧サービス
ファイル:USA-M83-A-6-105
ファイル:USA-M83-A-6-93
1946年3月24日に米軍が撮影した航空写真。
北にあるのが、中島飛行機宇都宮製作所。誘導路で滑走路と結ばれている。
中島飛行機宇都宮工場と南飛行場の位置関係、誘導路などは、いまでもわかりやすい。
北宇都宮駐屯地開設50周年記念行事
本部庁舎
若々しき航空戦士たらん
鵬翼無窮
航空自衛隊宇都宮基地としての石碑。
航空安全
航空資料館(北宇都宮駐屯地)
旧軍関係としては、陸軍航空学校の資料など。
宇都宮陸軍飛行学校は昭和15年の開設。宇都宮陸軍飛行場は、この地ではなく、東方の清原にあった。(現在の清原工業団地)
陸軍航空育ての親
近藤兼利 陸軍中将
宇都宮教導飛行師団長、でもあった。(昭和10年)
こっちは戦後。
航空公園には、いくつかの飛行機が展示。
F-86F(旭光)
宇都宮駐屯地滑走路(宇都宮飛行場)
管制塔
側溝
なんの根拠もないけど、往時からの側溝だと良いな、という気持ち。蓋は新しいので、今と昔と位置関係があっているかどうか、です。
第三格納庫と管制塔
第二格納庫と第三格納庫は一緒。
式典のメイン観覧席になってます。
第一格納庫。
戦後かな。中島飛行機時代は、格納庫は航空写真で確認できなかったので。
体育館
側溝
こういうのが気になります。往時かどうかは不明。
車庫
古そうなものはとりあえず撮影してしまいます。
航空行事
航空学校宇都宮校の教官が操るブルーホーネットの一斉離陸。
ヘリコプターの飛行演舞は珍しい。
練習ヘリコプター(TH-480B)
多用途ヘリコプター(UH-1J)
飛行展示
栃木県警察航空隊と栃木県消防防災航空隊も交えての救難飛行展示
ブルーホーネット(練習ヘリコプターTH-480B)の演舞
CH-47地上滑走の搭乗抽選は外れました。
まだ乗ったことはありません、、、
厚生センターでカレーを。
ごく普通の味わい。
※撮影:2023年5月