日本水準原点
油壷験潮場の左側に、桟橋が残っています。
震洋桟橋
水上特攻艇「震洋」の接岸用の桟橋跡。係留用の杭(ボラード)も残っている。
満潮時に撮影(令和元年8月31日)
水位は刻々と変わります。海側を巡る際は潮の満ち引きにご注意を。
こちらは干潮時に撮影(令和元年9月1日)
水位がだいぶ違います。
水上特攻艇「震洋」
※靖國神社遊就館大ホールには復元された震洋が奉納されている。
震洋は船首内に250キロ炸薬を搭載し敵艦への体当たり攻撃を目的とした特攻艇 各型合せて6200隻が量産され4000隻が配備。震洋隊戦没者は2500余名という。
震洋桟橋から東に歩みをすすめる。
人工物が残る。
近づいてみる。
干潮時もしくは冬季であれば緑も少なく、もう少し先すすめるようだけど。今回は東側はここまで。このさきにはもう一つの震洋桟橋もある。
また今度の干潮のときにでも訪れましょう。(このときの干潮時は東大実験所の方をメインとしましたので)
験潮場から西に。看板のすぐ後ろに洞穴がありました。
奥行きはさほどには深くなく中はY字に分岐。
海岸に沿って歩いてみましょう。
係留用の杭が大量に残る。
震洋格納庫(格納壕)
震洋の格納庫といわれている洞穴。奥が一段高くなっていた。
さらに東に歩みをすすめる。
験潮場で位置関係を把握。
最大干潮を狙ってきたので、容易に歩けます。
潮が満ちていたら、無理ですね。
謎の人工物。
神奈川県のマーク
海龍格納壕 ?
謎の人工物
さらに東に脚をすすめる。
今回は海岸線沿いをあるく。内陸に進めば別の壕があるというが、夏場は草木の繁りが邪魔をする。
神奈川県のマーク多い
東大の実験所が見えてきました。
東大の実験所に関しては「その1」で。
ウニ
荒井浜海岸
このまま歩みをすすめていけば、「荒井浜海水浴場」に到着。人の賑わいが安心感。途中で潮が上がったら、逃げ場がなくなるので、時間を気にしながら歩きました。
この日は、午前10時に験潮場をスタートして最大干潮の11時に東大実験所周辺に到着。 荒井浜海水浴場 に到着したのは11時45分。
火照った体をかき氷で冷やす。
胴網海岸
油壺の北側にある胴網海岸、小網代湾。こちらにも戦跡があるので脚を運んでみた。
「その1」でも触れた三浦道寸の墓から下った先に広がる海岸。右手に洞穴がみえる。近づいてみよう。
胴網海岸の地下壕
二つの入口がある。地下壕を前提とした格好ではなかったので、入り口のみを観察。次回訪れるときは足元をきっちりした靴で来よう・・・
詳細不明。
狙撃用洞窟陣地
遊歩道の脇に開口。
油壺マリンパークの資材置き場と可していた。
胴網海岸には油壺マリンパークの海水ポンプなどが設置。
こちらも穴。
戦跡を観ながら海と花を愛でる。
「諸磯湾」そのほかは「その3」で
いったん〆