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旧上武大橋橋桁に残る機銃掃射弾痕

上州・群馬県伊勢崎市と武州・埼玉県深谷市とを結ぶ「上武大橋」。
旧上武大橋は昭和6年起工し、昭和9年10月に竣工した。

昭和20年7月、群馬方面の空襲の帰路に、米軍戦闘機の飛行経路上にあった上武大橋は、機銃掃射の標的となり、トラス桁には複数の弾痕が残された。
平成30年3月、新上武大橋が完成し、旧上武大橋の一部がモニュメントとして残された。

米軍戦闘機による機銃掃射の弾痕は、貫通していた。

新「上武大橋」。橋の向こうは群馬県。


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場所

モニュメントは、深谷側の歩道に設置されている。


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