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【解体済】旧逓信省貯金局庁(旧逓信省本庁舎)

平成30年11月撮影

昭和5年竣工の旧逓信省貯金局庁舎、昭和18年からは旧逓信省本庁舎。

昭和24年に発足した郵政省が昭和44年まで本庁舎として利用。
本省が霞が関に移転後も飯倉分館として機能。
現在は日本郵政グループ飯倉ビル。

しかし再開発エリアとして解体へと…
(正面を残して、三田ガーデンヒルズとして生まれ変わった…)

訪れたのは平成30年11月23日でした。

直前の11月19日には、飯倉ビルに入居していた「麻布郵便局」が移転。
また埋蔵文化財の発掘調査も予定されている。(平成30年12月7日まで)

再開発に向けてのステップが刻まれ始めている・・・

中央エントランス部分。

魚眼で記録撮影

「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」において旧逓信省本庁舎は開発エリア「A街区」に含まれる為に解体予定。
地上65階建高さ約330mの日本最高層クラスのタワーマンション建設予定…

内閣府資料→

国家戦略特別区域法に基づく国家戦略都市計画建築物等整備事業である虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業は、本日、市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可を受けました。 当事業の対象地区は、東京都港区虎ノ門五丁目、麻布台一丁目及び六本木三丁目の約8.1ヘクタールで、東京地下鉄……
森ビル>「虎ノ門・麻布台地区第一種市街地再開発事業」
市街地再開発組合設立認可のお知らせ
より

裏側からも遠望。
旧逓信省本庁舎の建物は台地 にあるのがわかります。

低地の部分も再開発エリア。前述の資料によると「B-2街区」及び「中央広場」が整備される予定

建物裏側の低地部分から。
周辺エリアの再開発は始まっている・・・

再開発エリアを歩む気持ちは何やら複雑な心持ち。
次にこの地に足を運ぶとき、見える光景は間違いなく違うものになっているだろうなあ。
昭和5年竣工の、この重厚な建物も解体へ・・・

撮影は平成30年(2018)11月でした。

今はどうなっているか・・・格別にその後の情報を追ってはいませんが、当時の記録のひとつとして写真を掲載。

メモ
2019年に正面を残して解体済み。三田ガーデンヒルズとして再生。

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