「陸軍砲工学校跡地」と「産業遺産情報センター」(新宿区若松)

最近、若松河田駅の近くに行くことが多い。

この記事の追記(標石を追加で見に行ったり)で、再訪していたり。
周辺を調べていたら、陸軍砲工学校の標石もあるというので、再度で訪れてみました。


陸軍砲工学校

明治22年(1889)に設置。
昭和16年(1941)に陸軍科学学校に改組。
似たような校名の陸軍砲兵工科学校(陸軍兵器学校)とは異なる。
陸軍砲工学校では、砲兵科・工兵科将校の専門教育を実施。
昭和16年(1941)に陸軍科学学校に改組。
昭和19年(1944)に閉鎖。

陸軍砲工学校は、現在の総務省第二庁舎や新宿区立余丁町小学校のあるあたりにあった。


陸軍砲工学校の境界標石

国立国際医療研究センター前バス停の近く。総務省第二庁舎の北東の角に残っている境界標石。

「陸軍省所轄地」の上部が見える。

総務省第二庁舎の北側の入口。

統計博物館もあるけど、こちらには立ち寄らず。

国立国際医療研究センター

場所

https://maps.app.goo.gl/tDmxER1fQcDMLBSv7


産業遺産情報センター

予約制の資料館
公式サイトから予約が必要

https://booking.ihic.jp/l/ja-JP

2025年2月の某日に行ってきました。せっかくので。

東側の入口から入ります。

産業遺産情報センター

館内は撮影禁止

世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」を全体的に紹介する施設。
幕末から明治の日本の近代化の発展の様子を、産業革命遺産の観点から展示解説。わかりやすく佳き展示。

8つのエリア、全23資産により構成される「明治日本の産業革命遺産」
【製鉄製鋼】
萩(萩反射炉、大板山たたら製鉄遺跡等)
鹿児島(集成館)
韮山(韮山反射炉)
釜石(橋野鉄鉱山・高炉跡)
八幡(八幡製鐡所)
【造船】
萩(恵美須ヶ鼻造船所跡等)
佐賀(三重津海軍所跡)
鹿児島(集成館)
長崎(小菅修船場等)
長崎(長崎造船所)
(石炭)
長崎(高島炭鉱、端島炭鉱等)
三池(三角西(旧)港)
三池(三池炭鉱、三池港)

音声ガイダンス端末を借りて、資料に接し、そうして1時間ほど、滞在。

ガイドブック

https://www.ihic.jp/l/ja-JP/guidebook

刊行物

https://www.ihic.jp/l/ja-JP/publications

https://www.japansmeijiindustrialrevolution.com/conservation/interpretation.html

ガイドブックや冊子は地味に嬉しい。

場所

https://maps.app.goo.gl/3bVKkGp8VphhfPf69

撮影:2025年2月


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