JR日光線の鶴田駅。
ここの跨線橋が、「完成当初から同じ場所で現役として使用されている最古の跨線橋」というので足を運んでみた。
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(2021年時点)完成当時から同じ場所で使用されていた現役最古の跨線橋だった「半田駅」
かつて愛知県半田市のJR武豊線の半田駅にあった跨線橋が完成当初から同じ場所で現役として使用されていた最古の跨線橋建造物(明治43年築)であった。
しかし、2021年6月に役目を終えて撤去。半田駅は高架化され、かつての跨線橋は駅前公園に移築保存されることになった。
そうして半田駅の次に、同じ条件で古い跨線橋であったJR日光線の鶴田駅が、日本最古の跨線橋として、昇格した、ということになる。
ちなみに「移設された跨線橋」を含めると、1890年(明治23年)製のJR山陰本線の「大田市駅の跨線橋」が日本最古となる。
半田駅。2017年の半田散策のときに記録していましたね。
現在は撤去済み。
「鶴田駅」の跨線橋
改めて、完成当時から同じ場所で使用されている現役として、日本最古の跨線橋となる「鶴田駅の跨線橋」を見学。
明治44年(1911年)造の跨線橋。
駅ホーム側。
浦賀船渠株式会社製造
明治四十四年 鐵道院
駅舎(駅本屋)側。同じですね。
明治四十四年 鐵道院
浦賀船渠株式会社製造
浦賀船渠株式会社と、まさか鉄道駅の跨線橋で出会えるとは!です。
近代化遺産 に指定されています。
JR日光線。新型車両に置き換わっていますね。
鶴田駅
2014年に新造された駅舎。
※撮影:2024年1月
関連
鐵道院
浦賀船渠