令和元年9月撮影
真偽不明ではあるがネット界隈で情報が散見していたので見に行ってみました。
JR名古屋駅中央本線の階段。
階段の隅に正方形の「ガラス板」装飾がある。
戦時中、空襲警報発令の灯火管制時に、旅客を安全に誘導するために、階段の両脇にガラスで覆った蓄光タイルを配置し、薄暗い光でも足元を照らし旅客を安全に誘導したもの、とされている。
詳細は不明。以下、写真にて。
参考情報
■名古屋駅の空襲警報発令時の旅客の誘導設備の工事が始まる(3)
https://www.meieki.com/meieki_fucchi1.php
国鉄全体としては優等列車の削減と平行して軍需物資の輸送と兵員輸送の列車の増加が目立つようになった。毎日配布されるマル秘の名古屋鉄道管理部報に運転の時刻と注意書きが多くなってきた。
我が職場では見出しの様な設備の工事が始まった。
空襲警報発令時の旅客の誘導は真っ暗闇とは行かなくて、ホームの天井にラドン管といううす暗い光を出す細長い電球を吊るし、それを一段一段の階段の両端に埋めこまれた透明ガラスで覆った蓄光塗料のレンガが、光を受けて、真っ暗闇でも淡い黄緑色に光り、旅客の安全に役たっていた。
名古屋駅の全階段(新幹線の階段はない)に施されたこの設備は戦後は、くその役にも立たず(おそらく撤去費用が掛かるため)旅客にも殆ど知られることなく約53年近く取り付けたままになっている。 乗降の際、気をつけて見てください。
今日の名古屋駅では、一部の階段のみに「蓄光タイル」が残されている。
その他の階段は普通の階段でした。
〆