福岡城阯の東端に、西部軍司令部があった。
そこにコンクリート壁が残っているというので足を運んでみた。
その1はこちら。
目次
位置関係
国土地理院航空写真
地図・空中写真閲覧サービス
ファイル:USA-R236-No2-30
1948年4月7日、米軍撮影の航空写真を加工。
北西が、大濠公園や舞鶴公園、福岡城址など。
福岡城址、拡大。
部軍司令部防空作戦室は中央。南側に、コンクリート壁が設けられた
西部軍司令部防空作戦室残壁
西部軍司令部があった福岡城三の丸跡。
戦後、米軍の接収を経て、福岡高等裁判所や地方裁判所の庁舎が置かれ、2023年10月に舞鶴公園の駐車場として整備された。
西部軍司令部防空作戦室残壁
1940年12月、防空を担う西部軍司令部が小倉市から福岡市に移転された。
1942年頃、地下1階、地上2階のコンクリート造の防空作戦室が完成しました。この作戦室には「情報表示版」「情報表示燈」が設置され、これらの通信機と通信隊員・参謀・司令官を爆撃から保護するため、壁の二重構造などの特殊な設計が施されていました。
このコンクリート壁はその壁の一部です。
なかなかに圧巻なコンクリート壁。
場所
撮影:2024年11月
その3はこちら
関連
そういえば、広島城にも防空作戦室(中国軍管区司令部)がありました。