ナウシカの「メーヴェ」を再現した、ジェットエンジン搭載グライダー「M-02J」(メディアアーティストの八谷和彦氏の自作有人飛行機)が、2025年の野田市・空まつりでラストフライトをするという。
これは見に行かねば、ということで、関宿滑空場に足を運んでみました。
戦跡でもなく、近代史跡でもないけど。
空を飛ぶことを夢見た人々の情熱は、今も昔も変わることなく、それこそ航空黎明期に空を翔けることを追い求めた技術者たちの想いと通じるものもあるのかな、と。

以下、写真メインで。
目次
関宿滑空場
昭和45年に運用を始めた、首都圏に最も近い日本国内で最大面積の公共用滑空場。
草地の滑走路は長さ1500m、幅100m。



旧格納庫

新格納庫



草地滑走路は平行に4本。
堤防側から川側へと、A(アルファ)、B(ブラボー)、C(チャーリー)、D(デルタ)と名づけられている。







空まつり 飛行展示
パラモーター(PPG パワードパラグライダー)
ドリフター、PHG 超軽量動力機
オープンスカイ
マイクロライトプレーン
宿滑空場 展示飛行
U-コン(コントロール・ライン)
ラジコン飛行機
M-02J(メーヴェ)
オープンスカイプロジェクト
『風の谷のナウシカ』に登場する架空の乗り物「メーヴェ」の機体コンセプトを参考に八谷和彦氏が、実際に飛行可能な一人乗りのジェットグライダーの試作を試みたプロジェクト。
風の谷のナウシカに出てくる「メーヴェ」を参考に制作したジェット機「M-02」のデモフライト。
今回が、最後のフライト、という。











































地上展示・飛行展示








パワードパラグライダー(PPG)は、背中にプロペラのついたエンジンを背負って、平地から飛び立つことのできるパラグライダーのことをいう。














関宿滑空場の曳航機

JA4087 パイパー・スーパーカブ(アメリカ製)

JA4016 ロバン (フランス製)




非常に軽量・小型で動力を有する航空機。
アメリカではウルトラライトプレーン、ヨーロッパではマイクロライトプレーン、日本では、超軽量動力機と呼称。
舵面式は昇降舵、方向舵、補助翼を有し、この3舵により機体をコントロールするタイプ。 補助翼のない2舵式もある。














超軽量動力機(ウルトラライトプレーン・マイクロライトプレーン)
体重移動式
トライクとも呼ばれる。ハングライダーに座席と降着装置とエンジンを付けたような機体






ジャイロプレーン。
固定翼の代わりに回転翼を装備し、ヘリコプターに似ているが、ジャイロプレーンは回転翼を動力で回転させていない。飛行時にはパイロットの背中側のエンジンの動力によって前進し、前進によって起こる相対的な気流を回転翼に受け、回転させて揚力を生み出し飛行する。




グライダー(滑空機)

飛行機に曳航されるグライダー


モーターグライダー(モグラ)























関宿滑空場の最寄り駅は川間駅。バスで「平井入口」まで赴く。

※撮影:2025年11月


