海軍省・軍令部跡地の碑

平成29年5月撮影

平成29年某月某日。 現在の「農林水産省」があるあたりに、戦前は「海軍省・軍令部」があった。 その同じ区画「中央合同庁舎第5号館」の北東脇に往時の海軍時代を偲ぶ碑が建立されている。 しょうしょう訪れるのが大変な場所ですが参りましょう 。

現在の「中央合同庁舎第5号館」 この区画に戦前は「海軍省・軍令部」が展開されておりました。 (正確な位置は「中央合同庁舎第5号館」の北側に当たる「農林水産省」がある界隈)

この庁舎の内庭に「往時を偲ぶ碑」が建立されているが見学難易度が高く…

「中央合同庁舎第5号館」

まずは、日比谷公園の隣にある「厚生労働省の東玄関(正門)」からアクセスすることとなります。

厚生労働省アクセス案内
http://www.mhlw.go.jp/general/syozai/annai.html …

ストリートビュー的にはこんな感じの建物。

「中央合同庁舎第5号館」
https://goo.gl/maps/DALrH5Sf3852 …

正門(日比谷公園側)入館方法
http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/02/tp0209-1.html …

まずは入口の警備員に「海軍省跡の碑を見学させて下さい」と申告しましょう。
警備員が「庁舎受付」に誘導してくれます。

このご時世ですので部外者が庁舎に入館するのはなかなか大変です。

警備員の誘導に従って受付に参りましょう。

受付では「身分証の提示」と「名前・住所など」を記帳し「入館申請」をします。

なお、警備員に聞きましたが「碑の見学は平日のみ」だそうです。「土日祝日はダメ」とのことでした。

入館申請が終わりますと、警備員さん誘導のもと「海軍碑」まで案内していただけます。

「海軍碑」(警備員さんたちは「海軍碑」と呼称していました。「〇〇さん、海軍碑の見学だって、案内してあげて!」という感じで。)は、画像でいうところの地下鉄「B3a」出入口近くの敷地内・庁舎内庭です。

そうしてようやく対面

「海軍省跡 軍令部跡」碑

海軍省跡
軍令部跡

内閣総理大臣 
中曽根康弘書

碑の上面は波打っておりました
(晴天時は反射が厳しいので撮影は曇天が良いかも)

なお、見学時には警備員の指示に従って撮影等を行って下さい。
制約がある場合があります。

昭和60年11月 財団法人・海軍歴史保存会 建立

中曽根康弘氏は海軍第六期短期現役主計士官(海軍経理学校・主計短現六期)出身。重巡洋艦「青葉」乗組経験あり。終戦時は海軍主計少佐。

海軍碑裏面も警備員の許可を得て見学致しました。

海軍省・軍令部略史(一部抜粋)

慶應三年十二月 王政復古
明治五年二月 海軍省設置
明治六年十月 初代海軍卿 勝安房
明治十八年十二月 海軍大臣 西郷従道

明治二十七年十二月 海軍省・海軍軍令部をこの地に移す

昭和十六年十二月
昭和二十年八月 大東亜戦争
昭和二十年十月 軍令部廃止
昭和二十年十一月 海軍省廃止 海軍大臣 米内光政

帝国海軍の中枢があった事を偲ばせる唯一の空間。

感慨深いものがあった。

初代海軍卿 勝安房(勝海舟)

最初の海軍大臣 西郷従道

最後の海軍大臣 米内光政

この碑に淡々と刻まれし海軍の歴史は濃縮の重みがあった。

見学するのはとても大変な場所ですが、海軍史にご興味があれば是非とも訪れて欲しい空間です。

なお当たり前の事ですが警戒厳重な「中央省庁舎」ですので、くれぐれも警備員の指示に従うようにお願い致します。