館山散策の続き。
本記事は「その5」です。
「その4」はこちらにて。
目次
蟹田川
洲ノ埼海軍航空隊と館山海軍航空隊が隣接するエリア。
蟹田川を境としている。
今も、蟹田川を挟んで、北側が「館山航空基地」。管制塔が目印。
用水路
位置関係
国土地理院航空写真
地図・空中写真閲覧サービス
ファイル:USA-M583-25
1947年10月23日、米軍撮影の航空写真。
対象エリアを拡大。
ちなみにこの場所は、洲ノ埼海軍航空隊と館山海軍航空隊とどちらに属しているのだろうか。
左下が洲ノ埼海軍航空隊、右上が館山海軍航空隊にあたる。
蟹田川にかかる橋と、用水路の区割りから、館山海軍航空隊と連携しているような気もするが。
掲揚台
掲揚台跡。
退避壕(1つ目)
畑にいくつか退避壕が見える。この写真では3つ見えています。
ここを中心部に。
いまはいずれの退避壕も半分以上埋もれているために、中に入って退避するスペースはないですね。
まずは、1つ目。
退避壕(2つ目)
覗けました。
退避壕(3つ目)
基礎跡?
なにかの基礎?もしくは塀?の跡。
コンクリート礫の具合から、往時のものと思われるが。
退避壕(4つ目)
一番、東側に残存。民家の庭先、、、
管制塔との位置関係で東側となります。
退避壕(5つ目)
こちらは、西側に残存。
管制塔からの位置関係で西側とわかるかな。
退避壕(6つ目)
どうやら6つ目もあるらしいが見逃しました、、、再訪しないと、、、
場所
場所は変わって。。。
香掩体壕
所在地は、千葉県館山市香。香と書いて「コウヤツ」と読む。難しい。
「こうやつ」掩体壕。
中攻(中型攻撃機・陸上攻撃機/陸攻)用の掩体壕とされている。
私有地にあたるため、近寄ることはできない。
もっとも、掩体壕はの全面から水没しているので、どのみち近寄ることはできない。
下記写真の柵の右側に、掩体壕が開口して残っている。
敷地前は水没している。さらに樹木が多くて、全容は不明。
場所
※撮影:2023年7月
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