多摩川の下流域を散策していた際に出会った史跡。
目次
六郷水門
昭和6年(1931年)竣工の六郷水門。
2021年(令和3年)に、土木学会推奨土木遺産となる。
六郷水門
土木学会推奨土木遺産 https://committees.jsce.or.jp/heritage/node/1160
名称
六郷水門
所在地
東京都大田区
竣工年
1931(昭和6)年
選奨年
2021年 令和3年度
選奨理由
六郷水門は、今もなお水門としての機能を保ち、多摩川改修工事や六郷用水の記憶を物語る地域のシンボルとなっており、貴重な土木遺産です。
以下、写真多めで。
六郷水門
昭和6年3月竣工
「郷」の字を「ロ」の字が囲むデザインは、地元である旧六郷町の町章を用いたもの。
六郷排水機場
レンガ造の六郷排水機場。
昭和18年(1943)に生活排水を機械的に排出させるために設置された。
雑色運河
今は公園に組み込まれた船溜まり。
堤内地の舟だまりは、かつては舟運にも利用され、雑色運河と呼ばれたころの雰囲気を残す。
大田区立南六郷緑地
トイレが「六郷水門」の形を模していた。なかなか粋ですね。
※撮影は2021年11月