目次
東急溝の口駅・JR武蔵溝ノ口駅前の防空壕
表記ゆれしているでややこしいが、東急溝の口駅・JR武蔵溝ノ口駅の南口ロータリー。
その向かい側の台地の下には、ぽっかりと穴が空いていた。
どうみても防空壕ですね。
穴は、左に折れた構造。
溝の口には昭和15年(1940年)に軍需工場として「日本光学」が建設。
南武線沿線は軍需工場は集中していたために、大規模空襲「川崎空襲」の被害を被ることとなる。
駅前ロータリー。
場所
久本神社裏山の防空壕
東急溝の口駅・JR武蔵溝ノ口駅から南に。
久本神社の裏山にも防空壕が残っている。
開口している。
近くには、久本横穴墓群もある。ただし横穴古墳群が埋められている。
場所
馬坂ノ庚申堂
武蔵溝ノ口駅から南に、「馬坂」「兎坂」という動物の名を冠した坂がある。
このあたりにも陸軍の境界標が残っている。
場所
溝口演習場の陸軍境界標石(兎坂)
兎坂に2つ、境界標石が残っている。
ひとつめ。南側。
ふたつめ。北側。
ふたつの境界標石を見比べれば、天面の刻みの向きが違うことがわかる。
この角度で陸軍用地の方向を表している。
場所
溝口演習場の陸軍境界標石(馬坂)
勾配26%(14.6度)の急坂。「馬坂」と書いて「まさか」という。急坂として有名らしい。
ここには、陸軍境界標席が1つ残っているといわれているが、見つけることが出来なかった。
もしかして、新しくフェンスが設けられた際に、撤去されたのかもしれない。不自然な痕跡を見つけた。
これは、境界石跡?かもしれない。関係ないかもしれない。
奥に、横たわっている石柱のような、なにかがあった。もしや…
庚申塚の手前の細道にも、標石があったが、これは違うかもしれない。
うーん、ちょっと違うかな??
溝口演習場と関連する「陸軍東部62部隊」に関しては、以下の頁にて
※撮影:2022年2月