海保最大の練習船「PL23 いつくしま」一般公開(横浜港)

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最新鋭の新造船である海上保安庁の練習船「いつくしま」が、横浜港に入港し一般公開があったので、見学してきました。

今年7月に配備された海上保安庁の最新鋭の練習船「いつくしま」
全長134メートル、5500トンと、これまでの練習船で最も大きな船となる。
海上保安大学校の研修生を乗せた航海実習の一環で、初めて横浜港に入港し、一般公開となった。


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PL23 いつくしま(巡視船兼練習船)

三菱重工下関造船所江之浦工場で進水し、2024年7月1日に海上保安庁に引き渡しをされた新造船。
総トン数は5,500トン。全長は134メートル。

呉海上保安本部に配属された第六管区唯一の「PL型巡視船」。
海上保安大学校に派遣され、海上保安大学校5代目練習船を兼務。

海保初の「2段船橋」が導入されている。
通常の「航海船橋/航海操舵室」の真下には、訓練で実際に船を操舵できる「実習船橋・実習操舵室」と呼ばれる部屋があり、ふたつの操舵室がある。
船体後部の訓練甲板はこれまでの「練習船こじま」とは違いヘリの離発着は考慮されていない。

2段船橋。
上段が通常の航海船橋・操舵室
下段が実習用の船橋・操舵室
操船権を切り替えることで、どちらでも操船可能。

練習船であっても「PL型巡視船」として、「20mm機関砲」を1基備える。


練習船いつくしま一般公開

船内見学を。

Japan Coast Guard Academy
Training Ship
ITSUKUSHIMA
since 2024.7.1

海上保安大学校
練習船
いつくしま
2024年7月1日竣工

海上保安大学校のシンボルマーク

20ミリ機関砲

最近の護衛艦は、イージス艦橋ばかりで、こういった通常型の船橋は、久しぶり。


正義仁愛

貴賓室に掲げられた、初代長官大久保武雄の書。

正義仁愛
昭和23年冬
海上保安庁長官
大久保武雄

海上保安庁発足の日(昭和23年5月1日)、大久保武雄初代長官は、「海上保安庁の精神は“正義と仁愛である”」と訓示した。
正義とは、海上治安維持によって立つ精神であり、
仁愛とは、人命保護と航行安全の象徴です。
発足以来、海上保安庁の業務は時代に合わせて変わりつつありますが、「正義仁愛」という言葉は、個々の海上保安官に浸透するとともに、海上保安庁の伝統として、今も脈々と受け継がれている。


いつくしま船内

高速警備救難艇

航海船橋の操舵室。

操船室の海図。

実習用操舵室。

飛び出し防止。

書棚も飛び出し防止。

武器部完成図書の閲覧は、航海長の許可が必要。

教室。椅子も机も揺れに備えて固定されている。

精進
国土交通大臣・斎藤鉄夫

通路

新造船だけあって、ピカピカ。

学生公室は、食堂を兼ねているようだ。

椅子は鎖でつながれています。

洗面台

浴場

洗濯室

「清水」は貴重。

4人部屋
ベットは4つあるが、机は4つない。。。
それなりの体格の学生が、物理で4人この部屋に入ったら、結構な圧迫を感じそう。

救命胴衣室

後甲板

海保のシンボル「コンパスマーク」。
羅針盤をデザインしたシンボルマークと、海の色を表す濃い青色。


横浜海上保安部・横浜海上防災基地

「PL31 いず」が停泊中。約3,500トン。
「いつくしま」よりも小型船となる。

「PM36 おきつ」が入港してきました。
清水海上保安部の所属船。


「呉」x「いつくしま」のコラボTシャツ!!

船内で記念にTシャツをもらいました!!

「呉」x「いつくしま」のコラボTシャツは嬉しすぎる。

※撮影:2024年9月


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