年に数回、宮内庁庁舎を見る機会がある。
具体的には、新年一般参賀と 天皇誕生日一般参賀の帰路に見る機会がある。誕生日の日は午後から記帳もあり、その時にも見ることができるので、2023年2月23日の 天皇誕生日一般参賀午後の記帳に足を運んできた。(一般参賀は抽選となり気楽にいけなくなってしまった、、、)
目次
宮内庁庁舎
かつての旧宮内省庁舎。現在は宮内庁舎として使用。
昭和10年(1935)に竣工。
戦前の宮内省は、1官房2職8寮2局13外局と京都事務所を持ち、職員6200余人を擁する巨大組織であったが、戦後は、分離独立などをして機構を縮小した。
昭和22年(1947)に宮内府となった際は、1官房3職4寮と京都事務所で、職員も1500人弱となっている。
昭和24年(1949)、宮内省は廃止され、総理府外局の宮内庁となる。
昭和27年(1952)3月に宮内庁庁舎の3階が改装され、昭和43年の新宮殿落成までの間、仮宮殿として使用されていた。
昭和27年11月10日の立太子の礼の際には、宮内庁正面玄関上のバルコニーにて、一般参賀があった。
平成13年(2001)に内閣府により、宮内庁の組織改正があり、1官房5職2部と京都事務所の体制となっている。
天皇誕生日一般参賀の記帳
以下は、2017年01月02日の撮影。
残念ながら、中に入る機会はない。。。
富士見櫓
江戸城遺構として残る唯一の三重櫓。1659(万治2)年の再建。
旧枢密院庁舎(皇宮警察本部)
大正10年(1921)に完成した枢密院庁舎。非公開。木々の隙間から建屋がほんの少しだけ垣間見ました。。。裏側、、、こちらも非公開のために近くで見るすべがない。。。
しょうじき、見れたと言えないレベルですが。。。
大手門
昭和20年4月の空襲で焼失。鯱は焼け残った。
大手門。昭和42年復元。
※2023年2月撮影