艦船の神棚(艦内神社・船内神社)

古来より船霊を祀った神棚が艦船に奉じられてきた。
それは現在の艦船においても変わらぬ姿。
さまざまな艦船の神棚(艦内神社・船内神社)を、以下に記録しておきます。

  • 「三笠」大日本帝国海軍 戦艦/記念艦
  • 「氷川丸」日本郵船/大日本帝国海軍 特設病院船
  • 「いずも」海上自衛隊 ヘリコプター搭載護衛艦
  • 「はるさめ」海上自衛隊 護衛艦
  • 「さみだれ」海上自衛隊 護衛艦
  • 「ひらど」海上自衛隊 掃海艦
  • 「はちじょう」海上自衛隊 掃海艦(除籍済)
  • 「うらが」海上自衛隊 掃海母艦
  • 「やまゆき」海上自衛隊 護衛艦/練習艦
  • 「しらせ」海上自衛隊 砕氷艦
  • 「かとり」海上保安庁 (先代・除籍済)
  • 「宗谷」海上保安庁 保存船
  • 「みやこどり」東京消防庁 大型化学消防艇
  • 「白竜丸 」水産庁 漁業取締船
  • 「東光丸」 水産庁 漁業取締船
  • 「よこすか」海洋研究開発機構(JAMSTEC) 深海潜水調査船支援母船
  • 「海竜」 東京都港湾局 浚渫船
  • 「なとり」 井本商運 球状船首型内航コンテナ船
  • 「羊蹄丸」青函連絡船(解体済)

大日本帝国海軍
戦艦「三笠」(記念艦「三笠」)

2016年6月11日撮影

東郷神社 破魔矢

三笠神社(艦内神社)
日露戦争当時には現在のような艦内神社の姿ではなかったと思います。

三笠神社
 日本の軍艦には伊勢の大麻を受けて天照大神を艦内の神社に奉斎し、艦名を冠して、その艦の武運を念じ、また乗員に修行の糧とする風習がありました。
 三笠神社は、幸運や勝利が長く続くことを祈願して設けられました。

筥崎宮 敵国降伏 御守護

筥崎宮敵国降伏御守護
 現役中の三笠の艦長室に奉祀されてあった神棚です。1922(大正11)年9月、三笠が第4予備艦に定められ、艤装解除されることになった時、同月付きで第17代三笠艦長(大正11年6月9日-9月10日)から軍令部参謀に補職を命ぜられた八角三笠艦長(岩手県、海兵29、海軍中将、昭和40年・1・20没)が、歴代艦長によって大切に護持されてきた、この由緒あるお守りの行く末を案じられ、手元に安置されていました。記念艦三笠復元後も、変わることなく今日に伝わっている、いわれの深いものです。 

祈願文「敵国降伏」
国土の神聖を護持する神仏が、その不可思議な力-突然雷によって敵軍を撃ちのめすとか、台風で敵船を吹き帰すとか-によって、異敵を「降し伏する」ことを祈願する言葉。(日本の歴史8 黒田俊男著 中央公論社 66頁

 この祈願文は八幡大菩薩筥崎宮(福岡市東区箱崎町に鎮座)に伝わる社宝。国土防衛のシンボルとして知られています。
 現行(文永11(1274)年、弘安4(1281)年)の際、亀山上皇(第90代天皇、1249-1305)が蒙古幸福を祈願して、聖算の数だけ、諸方の神社に奉納された親書で、これはその一書であります。
 対馬方面に来襲した元・高麗の大兵船は大風雨により、壊滅、敗退しましたが、この大風雨は、神威によるものと信じられ、神風と呼ばれました。 

2003年9月4日撮影 筥崎宮
「敵国降伏」篇額

Image with no description
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日本郵船
(大日本帝国海軍・特設病院船)
「氷川丸」

2016年8月28日撮影

大宮氷川神社 祈祷神璽

 氷川丸は埼玉縣大宮市高鼻に鎮まります武蔵國一の宮氷川神社の御守護を御願いして名付けられたものです
 二百三十八回の太平洋横断の歴史に長い年月も氷川神社の御守りによって無事努めを果し戦前造られた大きな船で現在残つているのはこの船唯一隻だけであります
今でも此の神棚には氷川神社をお祀りして氷川丸と御来船の皆様の幸福と安全を朝夕御祈り致しております

大宮氷川神社の御神紋「八雲」がインテリアとして氷川丸船内に取り入れられている。

海上自衛隊
護衛艦「いずも」

2019年10月撮影

出雲大社(島根)
神棚も「出雲大社型」
参拝も「出雲式」

食堂近くの通路際に

出雲大社拝礼方法
最初にお賽銭を入れる。
 賽銭箱に落とすように入れる。
  参考(15円  十分ご縁がありますように)
    (45円  始終ご縁がありますように)
    (415円  良いご縁がありますように)
 二拝する。
  腰を90度に曲げて深く礼をします。
 四拍手する。
  手を合わせた後は上下に少しずらして拍手する。
  これは、節合わせ→ふしあわせ→不幸せ を避けるという意味合い。
 神様に祈る。
  日頃の感謝を伝え、最後にお願い事をする。
 一拝する。
  最後にもう一度深く礼をする。

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海上自衛隊
護衛艦「はるさめ」

2019年10月撮影

艦橋の後方に
 亀山八幡宮 神札(佐世保)
 宇佐神宮 海上安全守護(大分)
 金刀比羅宮 御供米(香川)
艦橋下の階段脇に
  「はるさめ」艦銘板は宇佐神宮宮司・到津公斎書

海上自衛隊
護衛艦「さみだれ」

2019年10月撮影

艦橋の艦長席上部に
 亀山神社(呉)
 天照皇大神宮
 金比羅宮
艦橋の階段下に
 「さみだれ」艦銘板は神宮権禰宜・熊谷泰揮毫 
 授贈は「戦艦三笠」

海上自衛隊
掃海艦「ひらど」

2019年10月撮影

食堂に神棚(ちゃんと撮影できませんでした・・・)

海上自衛隊
掃海艦「はちじょう」(除籍済)

2016年9月10日撮影

伊勢神宮・天照皇大神宮大々御神楽祈祷大麻
春日神社
金比羅宮
鵜戸神宮
筥崎八幡神社
立磐神社

海上自衛隊
掃海母艦「うらが」 MST-463

2018年8月4日撮影

伊勢神宮・天照皇大神宮大々御神楽祈祷大麻

海上自衛隊
「やまゆき」
護衛艦DD-129 →練習艦TV-3519

2014年7年27日撮影

神社名不明
(士官室の上、艦橋の下)

海上自衛隊
砕氷艦「しらせ」AGB-5003

2017年8月20日撮影

富士山本宮浅間大社

海上保安庁 銚子海上保安部
巡視船「かとり」PL125 (先代・除籍済)

2016年10月15日撮影

銚子川口神社 御神札
銚子川口神社 御潮祭

海上保安庁
巡視船 「宗谷」PL107(保存船)

操舵室の後方の海図室に神棚(船内神社)がある。
「宗谷神社」
富士山本宮浅間大社の浅間大神を勧請?という。

「戦時中、宗谷が沈まなかったのは艦内にあった宗谷神社のおかげ」と伝承され、戦後に「宗谷神社」が復活。
海上保安庁として、最初に誕生した船内神社。

神棚(宗谷神社)
宗谷は強運の船として崇められています。

画像
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平成30年6月10日が宗谷竣工80周年でした 昭和13年(1938)6月10日竣工 平成30年(2018)6月10日に「生誕80周年...

東京消防庁
大型化学消防艇「みやこどり」

2017年5月28日撮影

神社名不明
(作戦室)

水産庁
漁業取締船「白竜丸」

2016年7月18日撮影

住吉神社御神札(山口下関か?)

水産庁
漁業取締船「東光丸」

2016年7月18日撮影

筥崎八幡宮 御神札(福岡・筥崎宮)
船魂神社 御朱印 (北海道)
虎ノ門金比羅宮 御朱印 (東京)

海洋研究開発機構(JAMSTEC)
深海潜水調査船支援母船「よこすか」

2016年7月18日撮影

金比羅宮
(操舵室)

東京都港湾局
浚渫船(しゅんせつ船)「海竜」

2017年5月28日撮影

金毘羅宮 御神札
(操舵室)

井本商運
球状船首型内航コンテナ船「なとり」

2016年7月18日撮影

金比羅宮 御神札(香川県)

青函連絡船
「羊蹄丸」(解体済)

2011年9月11日撮影

神社名不明

随時、見かけたら追加していきます

ひとまず〆