土浦駅周辺を散策してみました。
流れとしては、下記の補足みたいな感じ。
目次
霞ヶ浦海軍航空隊・土浦海軍航空隊
大正11(1922)年に阿見村に開隊した「霞ヶ浦海軍航空隊」によって、土浦駅周辺には飲食店や海軍将校の住宅や繁華街など、海軍航空隊を支える海軍となった。
昭和15年(1940)には、「土浦海軍航空隊」(通称・予科練)も開隊。休日は予科練生たちの外出先として土浦市内の民家は「クラブ」「下宿」として活用され、そして「指定食堂」は予科練生たちへ食を提供し、大いに賑わった。
保立食堂(ほたて)・予科練生の指定食堂
明治2(1869)年創業の食堂。
予科練生の「指定食堂」のひとつ。
丼物が人気で、店の二階は予科練生と家族との面会にも利用されたという。
「上天丼」をいただきました。
海老天と海鮮かきあげの天丼。味噌汁は、あら汁。そして、ぬか漬け。
往時を思い起こしながら食べる天丼。これはありがたい味。
休日は予科練生が食事を楽しみ、家族との面会にも使った店。歴史的にも味わいが深く重い。
場所
吾妻庵・予科練生の指定食堂
明治6( 1873)年創業のそば屋。
休日の日中に予科練生が訪れることのできる「指定食堂」であった。
場所
城藤茶店(しろふじのちゃみせ)・海軍住宅跡
昭和11(1936)年、亀城通り開通後に建てられた書院造りの住宅で、海軍士官が借りて住んでいたという。現在は古民家カフェとして活用されている。
場所
桜川橋・海軍道路
桜川橋は大正12(1923)年に架けられた、茨城県初のコンクリート製の橋。
橋は現在の国道125号上にあり、阿見町へと繋がっている。
通称「海軍道路」。霞ヶ浦海軍航空隊の軍用道路として整備された。
場所
撮影:2023年12月
関連
土浦関連