河口湖自動車博物館・飛行館(2023年8月版)

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昨年に続けて、2023年8月も「河口湖自動車博物館・飛行館」に行ってきました。
昨年の記事は以下にて。

2022年8月、「河口湖自動車博物館・飛行館」に赴きました。毎年8月の1ヶ月間のみ公開される博物館。前々から気にはなっていましたが、ようや...

以下、2023年版の写真を展開。

彩雲は、ついに尾部と胴体が完成!


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河口湖自動車・飛行館

山梨県南都留郡鳴沢村富士桜高原内にある自動車および航空機の博物館。
原田信雄氏が私費を投じて設立した博物館で、毎年8月の1ヶ月間だけ開館している。

河口湖自動車博物館・飛行舘 - Kawaguchiko Motor Museum・ZeroFighter Museum - の公式サイトです。毎年8月のみ開館

飛行館・入口

ケイタイ電話の撮影のみOKです!

※本記事はすべて「Motorola moto g52j 5G」にて撮影


艦上偵察機 彩雲 11型1290号機

中島飛行機が開発。大日本帝国海軍の艦上偵察機。
実用化した海軍機の中で、彩雲は海軍最速機として陸上偵察機としても活用され、米軍機の追跡を振り切った際に「我ニ追イツクグラマン無シ」の名言も残っている。

1944年に愛知の半田製作所にて量産が開始。半田1号機は1944年6月に完成。終戦までに463機生産(半田では427機)されたという。

平成29年1月撮影 中島飛行機半田製作所 知多半田地区には、戦前に中島飛行機の工場があった。 中島飛行機といえば陸軍の...

河口湖飛行館とアメリカ国立航空宇宙博物館(非公開)にのみ現存。
河口湖飛行館では、彩雲の復元作業に着手している。

ちなみに、来年にはエンジン部(機種部)も搭載されるとのことで。

艦上偵察機 彩雲 11型1290号機
Nakajima C6N1 MYRT
この彩雲は、最高速度654Km/h、最大航続距離5,000kmを誇る、日本海軍の高速偵察機である。
設計は、中島飛行機小泉製作所の山本良造、福田安雄、2名の技師にゆるものだ。太平洋戦争の開戦により、日本海軍は急遽、優れた偵察機が必要になり、昭和17年1月、中島飛行機に開発指示が下った。
要求された最高速度630km/hを実現させるためには、2,000馬力級のエンジンが必要であったが、当時そのような高出力エンジンは存在しなかった。山本、福田両技師は、1,000馬力級の星型エンジン2基を串刺にして、同軸でプロペラを駆動させることで要求を満足させようと考えていたが、幸いにも開発中であった、1,800馬力エンジンの実用化に目処がついたため、このエンジン”誉(ほまれ)”を搭載することで開発が進められた。エンジン出力の不足分は機体の設計技術により補うことで対応した。
彩雲には様々な新技術が採用された。それらの技術は現在の航空機にも使われている。今なお、傑作機として名を残している由縁であろう。

昭和18年4月26日に小泉製作所で量産試作機が完成。
翌年の昭和19年4月には愛知県の半田製作所にて、本格的な量産が開始され、終戦までに463機もの彩雲が生産されている。
現在は、河口湖飛行館とアメリカの博物館の”2機のみ”が現存するが、アメリカにある機体は未公開で、未だ復元が開始されていないため、ここにてんじされている彩雲が、世界で初公開となる。

艦上偵察機 彩雲
太平洋戦争の終わり頃に、最新の技術を取り入れ、中島飛行機で開発され造られた、高速で飛べる偵察機である。
強力なエンジンにより、時速654kmのスピードで飛行できた。
現在でも量産プロペラ飛行機の最高速度の記録を持っている。
てんじされている機体は、ミクロネシアのジャングルに隠されていたもので、2000年頃に発見された。
その後、河口湖飛行館に運ばれ、現在修復が行われている。
政界で、この彩雲を見ることができるのは、ここ河口湖飛行館だけなのである。

彩雲の復元、来年も楽しみです!


誉11型(彩雲用エンジン)

中島飛行機と日本海軍航空技術廠発動機部が開発した航空機用空冷式レシプロエンジン。
1942年(昭和17年)9月に生産が始まり、銀河、彩雲、疾風や紫電改など第二次世界大戦後期の航空機にメーカーや機種を問わず幅広く搭載された。


三菱 十字号(自転車)

これは22年には、なかった展示です。一式陸攻つながりですかね。

三菱 十字号(自転車)
一式陸上攻撃機を設計した本庄季郎により、航空機技術を応用して考案された、ジュラルミンフレームの珍しい自転車である。
戦後、GHQにより、航空機の製造が禁止され、ジュラルミン材が豊富に残されていたことから、三菱が民生用の自転車として発売した。
板材をリベットで固定する航空機同様の作り方がなされている。


九九式艦上爆撃機 銘板

昨年、見逃し、、、


戦時下のポスター

昨年、見逃し分


人力ヘリコプター ア・デイ・フライ(A Day Fly)

内藤晃氏の二重反転式の人力ヘリコプター。
これは、昨年、展示されてなかった気がする。


一式陸攻山本長官機・宇垣機の模型

昨年、ちゃんと見ていなかったショーケース。

昭和18年4月18日

山本長官機705空323号機の不時着時の状態

戦時中に回収された「山本長官機」破片

昭和18年4月18日
連合艦隊司令長官前線視察団2番機
705空326号機(宇垣機)
不時着水事の状況を再現


あとは昨年も見ているけど。

一式陸上攻撃機(一式陸攻)22型

22年は日の丸部分の扉が開いていたけども、23年は閉まってますね。


特殊滑空機 桜花11型 I-16


「零戦」とか「隼」とか

あとは、昨年の記録を見ていただければ。だいたい一緒なので省略。


メッセージ

そろそろスペースが無くなりそう。
彩雲が完成後は、どこに展示するんかな、、、


河口湖自動車博物館

興味をもったのをいくつか。(ちなみに車は詳しくないです。。。)

自動車第一号車

ロールスロイス

DATSUN ダットサン

RIKUO 陸王

オオタ ODER型トラック

1937型 ダットサン トラック

ジープ ウイリス MB

戦争映画によく出てくるやつ

ダイハツ3輪トラック

戦前の車を中心に見学してました。
(戦後の車はあまり興味ないらしい、、、)


アクセス

ちなみに、河口湖駅からレンタサイクルで、行きました。
これが、電車からのアクセスの最適解。

バスもあるけど、前提は別荘向けだし、そもそも時間的にちょっと、、、、

河口湖と富士山。山頂は雲隠れ、、、

フジサン特急 かわいい

富士ミネラルウォーター
創業は昭和4年!!

※撮影:2023年8月

また、来年!!

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